洗足池に行ってきました。

5月30日(土)
今日は、山梨県の三つ峠山(標高1786m)南に富士山、西に南アルプスを望む絶景地を登る予定でしたが、残念ながら雨の予想のため中止。自宅でごろごろしていても退屈なので大田区の洗足池に散歩にいってきました。東急池上線洗足池駅を出て目の前の中原街道を横断すると洗足池公園です。洗足池前の看板を見てビックリ!勝海舟の墓がある・・・!!これは見なくっちゃ。
洗足池は、武蔵野台地の末端の湧水をせきとめた池で、昔は千束郷の大池と呼ばれ、灌漑用水としても利用されていたとのこと。江戸時代には、初代広重の浮世絵「名所江戸百景」に描かれるなど、江戸近郊における景勝地たったそうです。
池を見ていたら新潟の鳥屋野潟を思い出しました。そういえば鳥屋野の「鳥屋野逆ダケの藪(とやのさかさだけのやぶ)」国指定天然記念物の竹薮は整備工事も完了し見学できるとか。新潟に帰ったら見に行こーっと!

【勝海舟の墓】
かつては、池のほとりに勝海舟晩年の邸宅「千束軒」があったが戦災で焼失。現在は勝夫妻の墓が残り、大田区の文化財に指定されている。幕末、勝は江戸総攻撃中止と江戸城無血開城を西郷隆盛に直談判するため、官軍の薩摩勢が本陣をおいた池上本門寺へ向かう途中、洗足池のほとりで休息した。明治維新後、池の風光明媚を愛した勝が移住し、西郷もここを訪ねて勝と歓談したと言う。