おはなしの館

2011年4月15日(金)
恩師からの連絡で「(株)トータルプランニングオフィス」さんのお世話にて、語り部「横山幸子」さんの昔話を聞く会が「恵比寿エコー劇場」で開催されるのを知り、リュウトも喜んで出席させて頂きました。横山さんは、昭和6年、東京生まれで、第二次世界大戦中、福島県に疎開、そのまま移住、47都道府県の出前おはなしをこなし、国内、海外を問わず語り部として多忙な日々を送られています。お話は、独特の東北訛りで、『相馬の知ったかぶり』『保原の桃太郎』『羽衣伝説』『ガッコのはなし「下駄」』の話、全部で4編のお話になりました。ほのぼのと語る中に、残酷だが事実をしっかり把握しなければならないこと、是々非々の部分があり、聞く人に考えさせ、忘れていたもの「絆を作り、人と人との信頼づくり、それを深める」を思い出させる、そんな力があるのが昔話だと思います。当日、昔話のカルタとCDが販売されていて、その売上は、全て東日本大震災の被災者に寄付することでしたので、もちろん気持ちよく協力させて頂きました。「横山幸子」さんの温和なしゃべり方と矍鑠(かくしゃく)とした動きに、リュウトの父(昭和5年新潟生まれは大丈夫だろうか)思い出し、心配になり、そういえばずいぶん父とは会ってないなぁ・・・今度会いに帰ろうかなぁ・・・