「無料化社会実験」「休日特別割引」の地方部上限料金(1,000円)の制度について

2011年07月01日(金)
平成23年06月19日に高速道路の「無料化社会実験」と、ETC車限定「休日特別割引」の地方部上限料金(1,000円)の制度がそれぞれ終了したため、平日深夜割引(50%)を使ってのリュウト号(Honda VFR1200)での帰省です。高速道路の財源を震災の復興資金のために使用する。これについては、何の異論もないのですが、高速道路の原則無料化の政策について一言。政策は「高速道路を原則無料化して、地域経済の活性化を図る」。政策目的は、以下の3点でした。①流通コストの引き下げを通じて、生活コストを引き下げる。②産地から消費地へ商品を運びやすいようにして、地域経済を活性化する。③高速道路の出入り口を増設し、今ある社会資本を有効に使って、渋滞などの経済的損失を軽減する。ここまでは問題無いのですが、「具体策」で 「割引率の順次拡大などの社会実験を実施し、その影響を確認しながら、高速道路を無料化していく」ここが大問題 !! いままでの無料化、地方部上限料金(1,000円)の社会実験を行った結果の影響は、どうだったのか !? 実験の結果、どうしていくのか !? 何の説明もない。そんなその場しのぎが政治の世界に蔓延しているような気がします。政策実行については透明化とコミットメントでなくては・・・byリュウト。